JLOD配列の練習方法

'JLOD配列 練習法'

で検索して当ブログにいらした方がいらっしゃるようですので、

私が習得した流れを紹介しようと思います。



まず、

○素のDvorak配列を覚えます。

これは必須条件だと思います。

まずは、素のDvorak配列でローマ字入力できるようになりましょう。

この段階では、タイピングソフトで練習しました。

この際、私は思い切って無印のキーボードを購入しました。

なぜなら、キー配列を思い出そうとすると、無意識で手元をみてしまうため、
QWERTY配列が視界に入ってしまい、混乱してしまうためです。

そこまで、しなくとも、最初の3ヶ月、少なくとも1ヶ月くらいは、QWERTY配列による入力を割けたい所です。

私の場合、仕事でPCを触る機会が少ないため問題ありませんでしたが、
事務職の方はなにかしらの対策をとられた方が良いかと思います。

それと、キーボード配列について書かれているブログで、

→キーボード入力は手元を見て練習ではなく、最初からタッチタイピングで練習すべき。
という事が書いてありました。

さらに、
QWERTYDvorakを併用している方の記事では、
→壁に両配列の配列表が張ってある。
との事。

以上の事、私の浅い経験等を考慮すると、

1、習得したい配列の配列表を印刷
2、キー配列の練習を行う。この時手元は見ず、なれるまで配列表を見ながら打つ事。
3、普段からイメージトレーニングをする。

という事でしょうか。

あと、
一気に全段覚えようとせず、まず、ホームポジションを把握する。
というのが重要みたいです。

練習には、美佳さんのソフトを使用させて頂きました。


○次に、DvorakJPを覚えました。

二重母音、母音+撥音の省略打ちを覚えます。(撥音とは、"ん"の事)
私は、DvorakJPを覚えましたが、

DvorakYを先に覚えるべきではないか、という意見もありました。(blachmusik氏の意見)
この辺は、好みですかね。

違いは、左手の下段です。

ここで、認識をいわゆる'ローマ字入力'から'拡張ローマ字入力'に広げます。
要するに、日常的に仕様されるローマ字入力は、子音+母音→発音の表現の仕方に過ぎませんが、

拡張ローマ字入力では、'子音キー+母音キー'という認識を拡げ、
'単数キー、複数キーの組み合わせ→文字'という風にとらえます。
(わかりにくくてスイマセン)


'日常のローマ字における子音と母音の組み合わせにこだわる必要性はない'、ということです。

DvorakJPが習得できて、ある程度の速度が出てきたら、いよいよJLOD配列に入ります。

あまり、一気に省略打ちを導入していくと、混乱しますので、
とりあえずは、
'DvorakJPとの違いを認識して最低限必要な打ち方'を覚えます。

ここでいう、DvorakJPと違う中で最低限必要な打ち方というのほ、

拗音の打ち方。

拗音とは、ちっちゃい文字。→つまり、ゃゅょ等。

通常のローマ字入力式では、h、yをはさむことによって、拗音を表現します。

例。
ひょ→hyo
ちゃ→tya

JLOD配列においては、y、hに相当するキーを各段に配置し、これは拗音化キーとして取り扱います。

拗音化キーは、右手の人差し指、薬指に配置され、
子音を入力した後に、それを挟み、
続けて母音を入力します。

上の例を流用すると。
ひょう→h+薬指+o
ちゃ→t+人差し指+a

となります。

その他に、
空いているキーの組み合わせに色々な省略打ちが割り当てられていますが、

作者さんのサイトの解説ページを上から順に、
ゆっくり導入されるのが良いかと思います。

基本打ちが出来ないうちに色々やろうとすると、
かえってこんがらがって打鍵スピードが下がります。

ちなみにちなみに、

出来るなら考案者の書いた解説文を読み、配列表を観察する。

というのが、結構有効です。

忘れたときに,自力でキーの組み合わせを思い出せるし、

全体を把握しやすくなるからです。

ざっくりではありますが、こんなもんでしょうかね。

質問などありましたら、気軽にどうぞ。

では。