2010-12-25分のコメント修正に関して。

2010-12-25記事のコメントについてです。

http://d.hatena.ne.jp/nullplus/20101225/1293211162#c

この記事のコメント欄に書いた内容だが、
コメントを修正し削った分は以下に残すことにした。

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以下は私の経験、私見の範囲内の話になりますがよろしければ参考にして下さい。

AZIKQWERTYローマ字入力の併用は私も厳しいと思います。
しかし、上記の通り私はDvorak系の各拡張ローマ字入力は使い訳が出来ます。

この違いはなんでしょう。
Dvorak拡張ローマ字入力においてほぼ共通するのは、左右の分離です。もう少し正確に言えば、左手母音、右手子音。

同じような拡張をしているAZIKDvorak拡張ローマ字入力の大きな違いは、同様の入力拡張が整然とならんでいるところではないでしょうか。
これにより脳内では撥音拡張は左下、二重母音拡張は左上というまとめ方が可能になります。

この括りがあるかないかで連想の仕方は変わると思うのです。
この括りのないAZIKは、各拡張の配置を個別に覚える必要があるのかと。撥音拡張は母音の下、二重母音拡張は母音の隣という括りは確かにありますが、少し左右にズレた形を持つ現状のキーボード上においては整然さに欠けます。

これを大雑把に仮説化すれば、
中途半端に配置が被る配列の組み合わせ→混乱する。
むしろ、
まったく関連性のないもの、もしくは(配置整理された)根幹の拡張が共通のものの使い分け(脳内での切り替え?)は容易である。
といったところでしょうか。
当たり前か…

あと、Dvorak拡張ローマ字入力というか、ACT系の配列は、日本語における"カナ"を、子音母音レベルで分解しての頻出音を採用しています。あくまでもローマ字入力ですからね。

でも、案外これが重要で、子音さえ入れ替えれば撥音拡張、二重母音拡張は5つずつの習得で済みます。
さらに、これを各母音キーから連想できます。

nullplusnullplus 2010/12/29 22:32 つづきです。

この点においてはやはり、
"単純記憶に依存する基本キーの配置"の数が多いカナ入力は不利、というか併用しにくくなっているかもしれません。

しかし、やれなくはないような…←無謀か…

私は、配列の習得は以下のように段階わけできるのではないかと思います。以前、打鍵自体は運動記憶という記事を読んだ影響もあると思います。

配列の基本方針を理解する→配列表を記憶する→脳内の配列表を参照しながら打つ→運動記憶化し、脳内配列表の検索が省略される

ですから、複数個の配列表を明確に思い出せるならば、あとは打鍵練習でひとつひとつモノに出来ると思うのです。
大変とは思いますが。

楽器の弾き分けや、スポーツごとの体の使い分けにヒントを見出せないでしょうかね。

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