ノートのとり方。

資格試験の際に、ノートを取る派とらない派がいるとおもう。

なんとも急にだが、
私のノートの取り方を紹介してみたい。

ノートをとるかとらないか

まず、これを決める。

  1. ノートをとらない場合のメリット
    • ノートにメモを取る必要性がなくなるので、勉強スピードを維持できる。
    • ノートと参考書で、内容の重複がなくなるので、管理が楽になる。
  2. ノートをとらない場合のデメリット
    • 参考書書き込みタイプの場合、スペースが狭い。
    • 参考書書き込みタイプの場合、参考書が汚れる。
    • 自分の、思考履歴が残らない。
  3. ノートを取る場合のメリット
    • 自分の思考履歴が残る。
    • 計算などのスペースに悩まなくてよい。
    • 内容の保管や、編集が容易。
  4. ノートをとる場合のデメリット
    • ノートと参考書の内容の二重化。
    • 管理する紙資料が増える。
    • 編集作業が入るため、勉強スピードが落ちやすい。

ノートをとらない場合。

ノートをとらない場合のバリエーションについて。

ノートをとらない場合においても、自己の脳内状態を常に監視し、論理構成、気分などをチェックしながら勉強を進めたい。

付箋1。

これは、3M社の180枚入りの細いポストイットを愛用している。

理由は、

  • 一枚一枚の幅が本の文字幅にほぼ等しいため、行毎に張り分けが出来る。
  • カラフル。
  • 1ケース内の枚数が多い。
  • プラスチック製なので丈夫。

である。

これで気になる箇所をチェックしておけば、後からの参照も楽だし、後々ノートにまとめたくなった時にも活躍してくれる。

付箋2。

もう一つあると便利なのは、強粘着タイプの付箋だ。
これも、3M社のものを愛用している。

これに、コメントや補足情報を書き込んで、該当ページに張り込む。
忘れたくない用事などを、PCディスプレイに張るのにも使える。

ノートを取る場合

これこそ、賛否両論であるとおもうが、私はノート取る派である。

さて、ノートを取る際に誰もが経験するのは、

  • 自分がとったノートなのに見づらい、
  • 参考書を丸写ししたような内容で意義が感じられない。
  • 結局参考書見た方が見やかった。

といったことではないだろうか。

こうなることを防ぐ為にも、ノートをつける際のルールを決めておきたいものである。

ここでは、
私が普段意識していることを紹介してみようと思う。

ノートを取る際の方針を決める。

まず、方針を決めたい。

方針とはなにか。

  1. どういった内容にするのか。
    「再編集」するのか、
    「再編集」するなら、どの程度の内容までを記述するのか。
    これを、決めないと全体的に情報密度が偏って、結果見にくい記録となってしまう。

    記述するものと、しないものを定めておく。

    具体的には、
    • 参考書の内容と同等のものを書き込み、さらに詳しい解法、追加情報を併記する。
    • 参考書のキーワードのみを書き込み、インデックスを作成する。
    • 参考書の内容と重複するものは書かず、自己の計算履歴、補足説明のみを記録する。
      など。

  2. 「レベル」を意識する。「レベル」毎の記号、書き方。
    ワープロソフトをある程度使いこなしていたり、編集なんかをやったことのある人なら分かるとおもうが、
    情報を記録したり、まとめたりする際には、情報を重要度により分類して、記述の際も書き方を変えていった方が良い。

    最初は、なかなか慣れない作業かもしれないが、
    慣れれば常に情報のレベルを意識できるようになるためため、非常に便利である。

    例をあげる。
    • 重要度の高い見出しは、☆にする。
    • 細かい内容を羅列するだけの時は、・を使う。
    • 接続詞の代わりに、改行、矢印を使う。
    • レベルに応じて、字下げを行う。

      などである。
      これにより、適当に記号を振ったけどそれ自体には意味はなく、
      後から見るときに何の訳にも立っていないということを防ぐことが出来る。

      また、不用意に下線をひくのも止めた方が良い。
      下線、二重化線、波線、二重波線の使い分けもしっかりと決めておきたい。

      ただし、ここで注意するのは、

      あまりに多くのルールを定めて、嫌になった。
      書きにくい記号を決めてしまったために、作業効率がおちている。

      という事態は避けたいものである。

  3. 使う筆記具を限定する。
    使う色や、太さまでをシンプルに定めてほしい。

    私の場合を例にあげてみよう。

    基本は、
    愛用の0.5mmのシャープペンシル、芯はHBを使用している。




ボールペン記述の際は、0.38mmのuni-ball,Signo,黒。
色を変える際は、0.38mmのuni-ball,Signo,マンダリンオレンジ。


イデアまとめなどの際は、青ペンを用いたい時があるので、0.5mmのPentel,Hybrid,青。

その他に、ZEBRA,マッキーの青、赤。


イデアまとめ用に、2Bの鉛筆、シンワと150mmアルミスケール、消しゴムを筆箱に忍ばせてある。

0.38mmのuni-ball,Signoは学生時代からの愛用品だが、
一つ欠点がある。

→ 鉛筆筆跡の上を走らせると、容易にボールがつまるw