ACT09日本語入力の奨め for Dvoraker
世界の第二標準Dvorak配列!!
の、日本語拡張入力方式、ACT09の紹介です。
Dvorakjp
まずは、Dvorakerの間ではあまりに有名な(?)DvorakJPのページを確認してみましょう。
Dvorakjp
http://www7.plala.or.jp/dvorakjp/
以下は、Dvorakjpが理解出来ている方を対象とします。
尚、各Dvorak系拡張入力の関係図に関しては、blechmusik氏のサイトが参考になります。
Dvorak配列の各日本語入力用拡張配列の関係を図で示してみた。
http://d.hatena.ne.jp/blechmusik2/20101218/1292605636
ACT09とDvorakjpの違い。
ACTとACT09がありますが、ここではACT09の説明をします。
※私はJLOD→ACT09と移行してきたので、ACTを打っていない。
Dvorakjpからの移行を目標とする記事ですので、Dvorakjpユーザ目線で。
- 基本は一緒。
カ行はCを使う、二重母音拡張と撥音拡張は一緒。ただし、撥音拡張は単打でも発動する。 - 拗音拡張の概念は抽象化され、格段に配置されている。
Dvorakjpでは右中段に位置するH,Nを拗音化に用いたがACTにおいては、人差し指、薬指という風に指そのものバインドしている(と捉えることが出来る)。子音を打ったら、その子音と同じ段の人差し指もしくは、薬指を打鍵した後に母音を打鍵し拗音入力とする。 - p,y打鍵後の母音確定は、右手で行う。
p,yは左手に位置していて母音への連打は辛いとの判断による。 - 頻出拗音を2打で打てる。
拗音化には、人指、薬指を用いた。という事は、中指と小指があまっている。子音に続けてこれを打鍵すれば、iゅう、iょう系を2打で確定する事が可能。 - 頻出の拗音+く、もしくは拗音+つを3打で打てる。
拗音化した後、母音確定せずに同段のキーを打鍵する事と...人指→iゅく,中指→iゅつ,薬指→iょく,小指→iゃく,と確定出来る。技キャンセル的発想? - 残ったキーの組み合わせにも、様々な省略打ちが定義されている。
ct→こと,sr→する,cs→かく,cn→こく,等。異段小指でaく、異段薬指でoく、あとは大体発音からの連想かな。(子音のみの発音が出来る人は覚えやすいハズ)
こんなところでしょうか。
ACT09を各IMに導入する。
Windowsユーザなら、blechmusik氏作成のDvorakJが便利でしょう。
しかし、Dvorakユーザは各プラットホームに存在します。
さらに、入力を仲介するソフトはなるべく導入したくない、という人もいると思います。
そういう方は、
使用するIMのローマ字かな変換表を書き換える、という選択肢があります。
以下に、
SCIM-Anthy,GoogleIME向けのACT09変換表をリンクしておきます。
変換表
- GoogleIME向け
公開している方がいました。
actbemuの気まま日記
http://d.hatena.ne.jp/actbemu/20101003/p1
上記のブログの変換表をvimで変換させていただきました。
ACT09.sty @nullplus's git
https://github.com/nullplus/keymaps
Dvorak Advent Calendar
2010年に、web上で開催されたDvorak関連の記事執筆イベント。
見てない方は是非。
イベント告知ページ
http://atnd.org/events/10849
目次
http://d.hatena.ne.jp/blechmusik2/20101222/1292953823